台湾2017 総括
まず3年ぶり、2回目の1人海外。
2回目だけど、1回目と全く違ってる。
前回、単純なやりとりすら出来ないままガイドブック片手に台湾に来てしまって、現地の人には迷惑かけたと感じていたから、今度こそは。という気持ちがあった。
タイに行った時に、「旅をしてきた人はこうなのか」ってのを色々目の当たりにしたり、発見したこともあったので、それも糧にさせてもらっての今回。
やはり訪れる国の言葉は、ちゃんとしておきたいと思った。けれど、中国語は英語以上に、普段きくことの少ない言葉で、ヒアリングには全く自信も持てなかったし、まず独学には限界がある。
英語も、全然得意じゃないし、暗記力ほんとに悪いから、何回も書かなきゃ覚えらえないから、昨年くらいから、意識的に洋楽や映画も吹き替えしか観てこなかったのを字幕を観るようにした。
その甲斐あってか、前よりかは英語は聞き取れるようになって、何を言いたいかは何と無く理解出来るくらいにはなったのかもしれない。
前は、本当に、ちんぷんかんぷんで、単語の聞き取りもままならなかったから。
でも、実際また行ってみて、中国語や台湾語に関しては、聞き取りが、ほぼ無理。
私の「謝謝(セーセー)」に返ってくる「不客氣(ブーカーチ)」も、どの人と話しても明らかに「ブー」しか聞こえないし、カとチは絶対発音してないよね?!ってくらい聞こえないし、yesの意の「是(シー)と對(ドゥェイ)」は、相槌を打つ時にもよく使われる言葉だというのも現地のひとの会話を聞いてて知ったし、どういう意味で使われてるかは解らなかったけど、「好(ハァオ)」ってのもよく聞こえた。
パッと伝えたい事が、すぐに出てこないのが、やはりもどかしくて悔しかった。
もっと分かり合いたいなら、慣れるべし。
使わなきゃ慣れん。
知りたい事が、たくさん。
自分の住む場所から、少し出るだけで、こんなにも文化の違いや、日常の差があって、なんて自分は心が狭いんだろうと思うこともあった。というか、自分がいかに狭い日常の中で暮らしてきて視野が狭かった事を改めて思い知った。
世界には、もっと色んな事があるんだ。
行かなきゃ解らない事、
かつ、話してみなきゃ解らない人、
体験してみなきゃ解らない事が
まだまだたくさんあるんやな。
ひとつのルールの中で生まれて、
そのルールの中だけで死んでいく人もいるし
ひとつのルールの中で生まれて、
外へ外へ、色んなルールを知ってから
死んでいく人もいるだろうし、
それぞれが、それぞれの人生を
生きているんやと思う。
自分が、どの道を、
どのように選択して
どのように死んでいくかは
解らないけれど、
それでも、
今世を生きる事ができて
良かったと死んでいけるような
今を生きたいと思いました。
まる。笑