湖の底に。

星の事とか、旅の事とか、日々のアレコレを気まぐれに書き連ねます

台湾2017 其の四 2日目



2日目の朝、4:28

目覚ましの鳴る2分前に奇跡的に起床。

ドミトリーで皆さんを起こさずに起床できるなんて

めっちゃ素敵やないかい🙏🙏🙏


5時にチェックアウトし、台中駅へ向かう。

2日目は阿里山森林鉄道に乗って、奮起湖へ行き、そこからバスで阿里山へ行くスケジュール。

まずは、阿里山森林鉄道の始発駅の嘉義(ジャーイー)へ向かわねばならん。国鉄に1時間半揺られて嘉義駅へ。嘉義では、焼いた七面鳥のお肉をほぐしてご飯にぶっかけたものが大人気。とても楽しみにしていたので、駅から30分歩かねばならんが歩いた。めっちゃ雨。笑


街を散策しつつ昨夜晩飯を食いそこなったためにお腹はぺこぺこである。ずっと鳴っている。Google先生の示す通りに向かった先にお店を発見。でも、電気ついてないし、人も居ない。そしたら奥からおばあちゃん出てきて、「やってないよ!休みだよ!!」と台湾語で言いながら定休日の看板を指差した。


まじかよ。


たしかに、「不定休」って書いてたさ。


でも、今日である必要があったのか???

私はお腹が空いてるのに!!!(しらんがな)


泣く泣く雨の中、嘉義駅へ引き返す。


もう一度言う。

私は七面鳥のご飯が食べられると思って空腹で雨の中、30分あry.....


で、来る途中に見つけて居た朝ごはん屋さんに入って、サンドイッチと飲み物を購入。若いお姉さんがレジをしてくれて笑顔で見送ってくれたので、七面鳥食べられなかったことは水に流すとしよう。(何


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嘉義駅で、阿里山森林鉄道の切符を購入し、待合室でサンドイッチを食べた。この時のサンドイッチは、ハンバーグとチーズとピーナツバターがはさまったあまじょっぱい味のサンドイッチ。めっちゃうまかった。飲み物は、お姉さんはミルクティーと言って居たが、ラベルにはチョコレートドリンクと、思いっきり書いてあった。


美味しくてお腹も満たされた。


阿里山森林鉄道では、さらに2時間半電車に揺られるため、お水とお菓子を購入。

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森林鉄道のホームに行くと、テレビ局がきており、どうやら阿里山森林鉄道は今年で105周年だそうだ!!どうりで年季が入ってると思った!!運良く、電車にがホームに入って来るところを動画で収めることができた。


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阿里山森林鉄道は日本統治時代に阿里山のヒノキなどの輸送を目的に事業化を決定。嘉義駅から沼平駅まで計2250m以上を登っていくため、ループ線スイッチバックを組み合わせている。さらに景色の移り変わりも楽しめて、平地から海抜800m以下が熱帯林、800-1200mが亜熱帯林、1600m以上が温帯林となっている。(wiki参照)


ということもあって、電車はかなりガタガタ揺れるし、パイナップル畑や、大量のバナナの木、ヤシっぽい木の集合体や、雲海、ヒノキ林や大量の芳樟林をみることができた。

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ジメッとした水分を多く含んだ空気に、南国にきたんだなという実感が増してワクワクした。


奮起湖に着くと、すごい雨。やっぱり山の上はお天気がさらに悪い。そしてすごい湿度。早速バックパックとシマノのリュックにレインカバーを付けて、私はレインウェアを着込む。iPhoneは防水ケースだったのでそのまま持って、散策開始。

ヒノキ林と、映画の舞台になった場所を撮影しに歩き回って、有名な林道を歩いて動画を撮った。

阿里山行きのバスまで、1時間ほどしかなかったので、終始、奮起湖では早歩きで歩き回って周りから見たら、きっと変だったろうなと思う。

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本当は奮起湖弁当を食べて阿里山へ行く予定が、森林鉄道が遅延したため、食べる時間がなくなり、弁当は諦めて、バス停を探す。


バス停を発見し、小銭用意して待ってたら。あらぬ方向から阿里山行きのバスがきて、私の目の前を華麗に通り過ぎていった。


ちなみに見送ったバスは13:00発のバスで本日の阿里山行きの最終バスでした❤️笑


えーーーーーーーーーーーーーーー

阿里山いけねええええええええええ

と、軽くショックを受けて1分後には

ショック受けててもバスは戻って来ねえなっっw

と、立ち直り、とりあえず奮起湖弁当食いにいった。笑


奮起湖弁当には、甘辛い鶏肉と高菜っぽいものと、煮卵が入ってて超うまかった。阿里山は、またいつか来ようw

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で、電車で引き返そうと思って阿里山森林鉄道の時刻表開いたら平日の最終電車が14:00になってて、時計を見ると13:30…

呑気に弁当食ってる場合じゃねーじゃん!!!!


と、味わうはずの弁当をかきこんで店員さんに謝謝!!と伝えて駅まで、早歩きで向かう。何とか、切符買えて席は確保できたので、やっと一息つけた。2日目は奮起湖と阿里山で殆どめいっぱい時間を使う予定だったので、早く嘉義に戻ってしまう。。。。どうしよう。


帰りの電車で、嘉義のスポットをいそいそと探し、夜市へ行くことに。2日目のホステルに荷物を置きに行くと、先に1人いるようだ。シャっとカーテンが開くと若めの兄さんだったので你好と挨拶するとベラベラベラーっと中国語話し始めたので、カタコトの英語で、日本人であることと中国語も英語も、使い慣れていないことを伝えた。

なんとか意思疎通し、香港から来たジェームスという男性だということがわかった。


ひと通りの挨拶を済ませて、夕方から嘉義街へ。


まだ雨は降っていたけど、それも良きだった。


嘉義には綺麗な本屋さんがあって、そちらへ向かった。

日本のファッション雑誌の台湾語バージョンや、日本への旅行雑誌が結構あったのだ。あとは、台湾の新書は表紙のセンスが基本とても良い!というか個人的に好みのものが多くて驚いた。完全に読めもしない本をジャケ買いしそうになるくらいには良かった。ぜひ台湾に行く予定の本好きな方には台湾の本屋さんをオススメしたい。


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「承億小鎮慢讀」

600 台湾 Chiayi City, East District, Zhongshan Road, 203號


そのあと、嘉義文化路夜市へ向かった。

ここは、下調べはあまりしてなかったので、ぶらぶらと歩く。

なんだか、タイのカオサンを思い出す風景だった。

途中、可愛い雑貨屋さんを見つけて、キモカワなポストカードと、若干ジブリ風味な缶バッチを購入。

その後、電車で調べていた、台湾人の美食ブログで紹介されていた文化路夜市の食堂を訪れた。


ブログにはオススメメニューが書かれていたので、とりあえずそれは食わねば!と注文票に書き込む。


私が注文票にチェックしたのは、

・生炒鴨肉焿

・炒青菜

・下水湯

・紅茶

しかしだな、この後悲劇は訪れる。

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生炒鴨肉焿は鴨肉と青菜の炒めもの

炒青菜は名前の通り青菜 お炒め物

下水湯は砂ずりとザーサイのスープ

紅茶はアイスティー


おわかりいただけただろうか?

青菜が2つあるやないかい。

しかもやな。


出て来たサイズが問題や。

紅茶→LLやぞコレ

下水湯→丼ぶり鉢サイズやぞこれ

青菜炒めと青菜鴨肉炒め

これ皿の幅20センチくらいあるのに山盛りやんけ。



一瞬びびる。


ご飯もの頼まなかったことと空腹であったことが救いで完食。


ええ、完食しました。


てかね、めっちゃ美味かったんすよ。


青菜の旨さ尋常やないよ。


嘉義に行ったら是非に。


「達文化-生炒鴨肉焿」

600 台湾 Chiayi City, West District, Wenhua Road, 15-1號 



ほんで、また雨の中、ホステルまでぷらぷら歩いて、帰って、シャワーして荷物を整理して、また翌日6時に起きる為に12時前に就寝。


阿里山紅茶は買いに行けなかったけど、おかげで嘉義の街のディープな体験をできたので大満足。


ネタが溢れる2日目でした😇

3日目へ続く。